小児歯科

Pedodontics
お子さまとの対話を大切にし 一人ひとりの発達の程度や性格 生活環境を考慮した無理なく楽しい治療をすすめます

当クリニックのむし歯治療の特長

アニメを見ながら楽しく治療

スマイルタッチデンタル

▶スマイルタッチデンタル

小児向けの歯科診療支援ツールを導入しています。治療中にアニメを見ることで不安、恐怖心の緩和に役立ちます。収録アニメは全8種類でお子様に好きなものを選んでもらっています。

できるだけ歯を削らない治療

できるだけ歯を削らない治療のために

 ダイアグノデント


むし歯の進行の程度をデジタル表示する診断機器です。この機器で

  1. 見逃されがちな小さなむし歯を早期発見することができます。
  2. 削る治療が必要なむし歯なのかどうかを判断するのに役立ちます。
  3. 定期的に検査することで、例えば1年前、半年前と比べて進行したかどうかを判断できます。
    初期のむし歯を正確に診断し、再石灰化を促すケアーを行えば、削る治療を回避することができます。その結果、お子様の治療負担を軽くすることになります。

安全で質の高い治療

安全で質の高い治療のために

 ラバーダム


治療する歯にかぶせるゴムのシートです。小児の歯科治療では必須なので原則としてすべての患者さんで実施しています。

  1. お子さまが急に動いても頬の粘膜や舌に治療器具があたらないので、けがを防止できます。
  2. 小さな器具や薬液を誤って飲み込む事故を防止できます。
  3. 治療中に切削器具から出る霧状の水を吸い込んでむせることがありません。
  4. お口の中に水や薬液がたまって不快な思いをすることがありません。
  5. 唾液や血液、呼気等の湿気を排除(防湿)できるので、質の高い詰め物や神経の治療が可能となります。
  6. 治療が必要な部位が明視できるので、むし歯を確実に取り除くことができます。

ブロック治療

ブロック治療をします。

上下の歯をそれぞれ3つ、計6つのブロックに分けて複数歯を同時に治療していきます。お子さまへの負担を最小限に押さえるために有効です。

メリット

  • 通院の回数が少なくて済みます
  • 局所麻酔(麻酔注射)の回数が少なくて済みます

がんばったあとのおみやげ

私たち小児歯科スタッフはお子さまに「できたね」「上手だね」「お兄ちゃんになったね・お姉ちゃんになったね」などの賞賛の言葉を多用します。また治療終了時にはごほうびのおみやげを選んでもらっています。

頑張ったお子さまには褒めてとごほうびを


歯科治療が苦手なお子さまへ

慣れるまで遊びながらトレーニング

小さなお子さまの治療時の不安は、今から何をされるかわからないのがこわい、見たことがない機械や先のとがった道具がこわい、知らない先生やお姉さんがこわい、慣れない場所がこわいなど。このような場合は理由がはっきりしているので、不安をとりのぞいてあげて、慣れるためのトレーニング(行動変容法)を行います。

トレーニングはTSD法、つまりこれから何をするのか子どもにわかるように話す(tell)・使う器具や機器をみせる(show)・鏡でみせながら実際にやってみる(do)を基本に、徐々にハードルを上げていく系統的脱感作法を行います。

また、言葉の説明だけでは理解が困難なお子さまには、絵カードを使った視覚支援を行って、不安軽減に努めています。

年齢的にこういったトレーニングの効果が得られないお子さまは、定期健診を通してお子さまの成長を見守ることにしています。

トレーニング
トレーニング

痛くない注射麻酔

当クリニックで採用している痛みの軽減対策は以下のとおりです。

  1. 髪の毛のように細い注射針を使用

  2. 針を刺すところに前もってゼリー状の麻酔(表面麻酔)を塗り、刺入時の痛みを軽減

  3. 麻酔液を人肌に温めて、温度差による注入時の痛みを軽減

  4. 電動麻酔器を使用し麻酔液をゆっくり注入することで痛みを軽減
痛くない注射麻酔


笑気吸入鎮静法について

まず不安で緊張状態のお子さまには深呼吸を促します。深呼吸は高ぶった気持ちを徐々に落ち着かせる効果があります。それでも鎮静が不十分な場合に、保護者とお子さまの同意のもとで補助的に笑気ガスを使う鎮静法を実施します。笑気吸入鎮静法とは低濃度(30%以下)の笑気ガスと高濃度(70%以上)の酸素を鼻から吸いながら歯科治療を受ける方法です。当クリニックでは、治療に対し強い不安や恐怖心を持つお子さま、泣くと吐き気を催しやすくなるお子さま、軽度の発達の遅れや自閉症などの障がいをもつお子さまにおすすめしています。

吸入中はゆったりした楽な気分になり、嘔吐反射が抑制され、治療の音や痛みが気にならなくなります。後遺症や副作用の心配がない点も安心です。ただし全身麻酔ではないので、意識の消失や完全な鎮痛は得られないため、すべてのお子さまに効果があるというわけではありません。また鼻から吸入するので鼻炎などで鼻が詰まっているときは使えません。


笑気吸入鎮静法について

ネットを使った抑制治療について

お子様が診察をひどくいやがる場合でも、治療を先延ばしにできないことがあります。安全で確実な診察を行うために、ネットで体の動きを抑制することがあります。

抑制治療を行うにあたって、当クリニックでは次のことを実践しています。

  1. 保護者への十分な説明と同意

  2. 治療中のお子様の顔色、呼吸状態の介助スタッフによる観察、術前術後のパルスオキシメータ検査実施

  3. 極力短時間で治療を終える

  4. 治療中のはげましの声かけ

  5. 治療後はがんばったことを私たちスタッフはしっかりほめます。次回への自信につながりますので、保護者の皆様からもぜひほめてあげて下さい

以上のようなトレーニングや笑気吸入鎮静、抑制治療などを行っても、安全確実な治療が困難と判断されるお子さま、通常の方法では心身ともに過大な負担を強いることが予想されるお子さまには、ご相談のうえで提携する高次医療機関を紹介させていただくことがあります。

提携医療機関:九州大学病院、福岡歯科大病院、福岡市立こども病院など